月曜日

Bank and insurance shares

1601GMT 8日
ユーロ/ドル 1.5451 1.5406
ドル/円   102.98 103.73
ユーロ/円   159.15 159.69
              9日終値     前営業日終値
株 FT100 6204.7(‐66.1)  6270.8
  クセトラDAX     7003.17(‐68.73) 7071.90


金 現物午後値決め 876.00  877.00
        (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
             先物    現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限)  95.250 (‐0.010)  3.961(3.973)
独連邦債2年物 3.675(3.783)
独連邦債10年物(6月限) 115.10 (+0.57) 3.991(4.184)
独連邦債30年物   4.507(4.624)
 <為替> ドルが主要通貨に対し全般的に下落。米保険アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の四半期決算が予想以上の赤字になったことを受けリスク回避の動きが高まり、円など低金利通貨は買われている。
 <株式> ロンドン株式市場は反落。米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が前日発表した第1・四半期決算が過去最大の赤字となったことを嫌気し、金融株に売りが出た。また、金属価格の下落を背景に鉱山株も売り優勢となった。FT100種総合株価指数は週足で0.2%下落した。週間ベースでの下落は1カ月ぶり。
 レッドメイン・ベントレーのポートフォリオサービス部門代表、ティム・ホワイトヘッド氏は「特に心配していない。相場は適度に安定していると思う。金融状況が安定すればそれほど悪くはならないはずだ」と指摘。「短期的にはもう少し弱含んだとしても、驚きではない。6000が抵抗水準ではなく支持水準となっていることを期待する」と述べた。
 金融株ではバークレイズ、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)、ロイズTSB、HBOS、HSBC、アライアンス&レスターが1.7―2.9%安となった。
 HSBCはモルガン・スタンレーによる格下げも悪材料となった。第1・四半期の英国(イングランドおよびウェールズ対象)の担保権実行令状の発行件数が、1990年代初頭以来の高水準となったことも相場を圧迫した。エコノミストは今後、状況が悪化するとの見通しを示した。
 保険のオールド・ミューチュアルは3.4%安、ロイヤル&サン・アライアンスは3.1%安、スタンダード・ライフは1.1%安。
 鉱山株では、BHPビリトン、リオ・ティント、エクストラータ、アングロ・アメリカン、アントファガスタが軒並み1.1―4%下落した。
 カザキミスは6.7%安。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)からの1株当たり1550ペンスでの買収提案を拒否した。ENRCは1.5%上昇した。
 カーフォン・ウェアハウスは7.3%安と続落した。トレーダーは、米家電小売り大手ベスト・バイが同社株の50%を取得したことについて失望が広がっていると指摘した。
 欧州株式市場は下落。金融機関の弱い内容の決算が嫌気されたほか、原油価格が最高値を更新したことが相場を圧迫した。
 米銀最大手シティグループが大規模な資産売却を行う方針を明らかにしたことが金融株を圧迫した。
 欧州保険最大手の独アリアンツは、傘下のドレスナー銀行の第1・四半期が4億5300万ユーロの営業損失となったと発表した。また、金融市場が不透明だとしてドレスナーの明確な業績見通しを示すことは不可能だとした。
 8日には米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が第1・四半期決算を発表し、赤字額が過去最大となったことを明らかにしている。
 アクサは1.9%安、スイス再保険は2.5%安、ロイヤル&サン・アライアンスは3.1%安。アリアンツは1%安。一時2%安となった。
 金融以外では鉱山大手カザキミスの下げが目立ちが6.7%安となった。同業のユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)による買収提案を拒否したことが嫌気された。
 グルーパマ・アセット・マネジメントの株式・信用調査部門代表、マリー・ピエール・ペイヨン氏は、シティが4000億ドルの資産を売却する方針を示したことについて「ここ何週間かクレジット問題は収まりつつあると投資家は感じていた。しかし、こうしたニュースは、嵐がまだ過ぎ去ってはいないという警鐘だ。シティは始まりに過ぎないかもしれない」と語った。
 DJSTOXX欧州銀行株指数は1.7%下落。個別銘柄ではソシエテ・ジェネラル、BNPパリバ、バークレイズが2─2.5%安となった。
 スペインの建設会社フェロビアルは4%安。傘下の空港運営BAAが市場の状況を理由に、債務に関する交渉を数週間以内に再開できない可能性があることを明らかにした。
 <ユーロ圏債券> 独連邦債を中心に高格付け債が上昇。引き続き前日のトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の会見発言に圧迫されるなか、株安を受け安全資産とされる債券への逃避買いが膨らんだ。
 欧州株式市場は銀行・金融株の下げに圧迫された。米株式市場も、保険アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が前日引け後に発表した過去最大の赤字決算を受け下落した。
 原油先物が最高値を更新し、インフレや米景気悪化をめぐる懸念が高まり、株への一段の圧迫材料となった。
 逃避の動きが高まり資金が債券市場にシフトしたことに支援され、独連邦10年債利回りが3週間ぶりの水準に低下し、心理的に重要とされる4%水準を下回った。
 ECBが前日の理事会で金利を据え置き、ECBの金融政策スタンスについて若干軟化したと一部で受け取られたことも債券を支えた。
 ただ、イタリア債など独連邦債以外のユーロ圏債券は売られた。イタリア債10年物と独連邦債10年物の利回りスプレッドは4bp拡大。ギリシャ債10年物も、約3.5bp拡大した。
 スワップ市場では、2年物金利が4.421%。前日のECBの金利決定前は、4.5%付近だった。10年物金利は4.456%。前日は4.500%。

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