土曜日

If you are investing money

昨日、ECB(欧州中央銀行)は政策金利を4.00%に据え置く事を決定しました。その後の記者会見でトリシェECB総裁は「ユーロ圏のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は健全」と繰り返し述べ、また改めてインフレ(物価上昇)に対して警戒感を示しました。トリシェ総裁の発言を受け、ECBが近い将来に政策金利を引き下げる(利下げ)可能性は低いとの見方が広がり、アジア時間に一時約2ヶ月ぶりの安値水準(1.5280ドル台)まで下落していたユーロ/ドルは、1.54ドル台へ上昇しました。

一方、BOE(イングランド銀行)も大方の予想通り政策金利を5.00%に据え置きました。一部には0.25%利下げするのでは?との見方もあっため、発表直後は、利下げを見越したポンド売りポジションの解消に伴う買い戻しによりポンドは上昇しましたが、BOEは6月に利下げするとの見方から一時的なものに終わりました。

ここのところ、ユーロやNZドルなど景気の減速感が強まっている国(地域)の通貨の下落が目立っています。アメリカの景気減速は既に織り込み済みですので、ドルの下落は限定的ですが、この動きはしばらく続く可能性があります。特にNZドルは昨日の雇用統計の悪化を受け、RBNZ(NZ準備銀行)は近い時期に利下げを開始するとの見方がにわかに強まっていますので注意が必要です。

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